どっちがお得?積立保険と掛け捨て保険を徹底比較!

生命保険を検討している人の中で、積み立てと掛け捨てのどちらかで悩んでいる人も多いでしょう。目的によってオススメできる商品は変わりますので、今回は積立保険と掛け捨て保険それぞれのメリット、デメリットを紹介し、選び方のコツについても詳しく紹介します。

積み立て型と掛け捨て型の違い

積立保険とは、解約するとある程度のお金が戻ってくる仕組みの商品です。保障はもちろん、貯蓄も重視しています。一方で掛け捨て保険は、解約してもお金が戻らないギャンブルのような商品です。貯蓄よりも毎月の保険料を安くしたい人のために作られた商品になります。ここでは、それぞれについて詳しく解説します。

積立保険とは

簡単に言うと定期預金と保健機能が付いているタイプのことを言います。

例えば、30年契約で月々の支払いが10,000円だとすると、合計360万円の費用を支払うことになりますが、契約の期間によって利率が上乗せられ、その分のお金が返ってきます。この利率のことを返戻率と言いますが、30年間の契約で返戻率が110%だった場合、360万円×110%で396万円が返ってくる仕組みです。

返戻率はどこの会社の商品に加入するかで異なりますが、契約期間を守って払い続ければ掛け金は上乗せされた分返ってきます。安心を一番に考えて選びたい人は積立保険を選ぶといいでしょう。

積立保険のメリット

解約時に返戻金がある

上記でも説明しましたが、積立保険では解約時に返戻金があり、従来では70%程の返戻率でしたが、現在では100%から110%ほどのところも多いです。加入する会社によって返戻金は異なりますが、ある程度は戻ってくるので魅力的です。

支払った保険料よりも多く戻ってくる場合がある

積立保険は収益性の高さがメリットとして挙げられます。基本的にはどこに加入しても受取額は支払った金額を上回ります。数十万円から多い時で数百万円ほど上回ることもあるので魅力的です。また、利率は加入していきなり変更することはありません。契約の段階でいくら積み立てをして、最終的にいくら受け取れるかが明確に決まっているので安心です。

毎月積み立てができる

掛け捨てではないため、支払った金額がすべて保険会社に吸収されるわけではありません。支払った分は毎月積み立てができるので、支払うというよりは貯金のイメージに近いです。

積立保険のデメリット

保険料が高い

積み立ての場合、掛け捨てに比べると月々の支払いが高いのが特徴的です。何十年に渡って毎月支払う必要があるため、負担が大きくなるのは確かです。また、負担が大きいからと言って途中で解約すると、返戻金は返ってきません。検討している人は、しっかりと計画を立てるようにしてください。

支払った保険料より受け取る金額が下回る場合がある

保険会社によって異なりますが、積立保険の場合は「支払った保険料×返戻率」で返戻金が決まります。そのため、万が一返戻率が100%を下回っている場合は、支払った合計金額よりも受け取る金額が下回る可能性もあるので注意した方がいいでしょう。

掛け捨て保険とは

おおよそ月々2,000円から3,000円ほどの金額を払うと、万が一病気になったときに50万円から100万円の給付がされる保険のことを言います。

例えば、保険料を払い続けて契約者が病気にならなかった場合、掛け金は返ってくることはありません。そのため、ギャンブルのような保険と言われることもあります。

掛け捨ての場合、ざっくりと計算すると30年間で3,000円ずつ支払い続けことで108万円のお金が必要です。大金なので、もし契約する時に100万円以上の貯金があるなら、積み立ての方が返戻金があるので損はしないかもしれません。

しかし、現在貯金が少なくて万が一の時のために入りたい人は、掛け捨てでも入る価値はあるでしょう。

掛け捨て保険のメリット

保険料が安い

最大のメリットは、月々の支払いが安いことです。月々の保険料は年齢が若ければ若いほど負担は少ないです。

例えば、30歳から10年間の契約の場合の相場は、月々1,100円ほどです。50歳から10年間の契約でも約3,000円~なので負担は少ないです。積立保険の場合は、月々の支払いが1万円を超えるケースが多いので、なるべく負担を少なくしたい人にはオススメです。

保険料を抑え、万一に備えることができる

掛け捨ては30歳からでも50歳からでも加入できます。年齢を重ねることで病気のリスクが高まるので、毎月高い保険料は払えないけど、安い掛け捨てで万が一のときの備えたい方にはぴったりです。

掛け捨て保険のデメリット

支払った保険料は戻ってこない

一番デメリットと言われているのが、支払った保険料が戻ってこないことです。10年間の契約で、10万円から50万円ほど支払ったとします。この期間に何もなかった場合は保障がされることもありませんし、支払った分が戻ることもありません。一か八かというギャンブルな面もあるので、その点は注意した方がよさそうです。

もし、少しでも手元に戻したいと思っている人は、積立保険を検討するといいでしょう。

一定期間で保障が切れてしまうことがほとんど

掛け捨ての場合は、一定期間で保障が切れるのがほとんどです。基本的に契約期間も短いことが多く、積立保険が30年間ほどなのに対して、掛け捨て保険は10年間の契約がほとんどです。それ以降は再度契約しなおしとなり、10年後というこで年齢も上がっているので、その分月々の支払う金額も上がってしまいます。

参考:http://hokensc.jp/seimei/erabikata.html

積み立て?掛け捨て?選択のポイント

一生涯の保障や安心を求めるなら積立保険

これから加入を検討している方で、死ぬまで一生保障が続くタイプに加入をしたいという方は、積立保険を選ぶといいでしょう。契約日から満期日まで解約することなく払い続けることで、一生涯保障してくれる仕組みとなっています。

一方で掛け捨て保険を選んでしまうと、一生涯保障してくれるサービスは取り扱っていないので、満期日を迎えたら再度契約しなおさなければなりません。一生涯の保障や安心を求めている人には不向きです。

月々の支払いはそれなりに必要となりますが、積み立てされることも考えるとお得です。貯金などにある程度余裕があり、一生涯の保障を求めているなら積立保険を検討しましょう。

保険料を安く抑えたいなら掛け捨て保険

月々の保険料は、掛け捨てと積み立てでは大きく異なります。具体的に説明しますが、積み立ての場合は月々1万円以上は必要です。しかし、掛け捨ての場合は30歳から加入すれば1,000円程度となり格安になります。積立保険と比較しても、10分の1の価格で一定期間の保障を受けられるのは魅力的です。

掛け捨ての場合は、30代では1,000円程度の費用ですが、50代になると3,000円ほどの価格に変わります。年齢とともに値上がりしますが、それでも積立保険と比べると7,000円ほど価格に差が生まれます。

加入するにあたって、返戻金は別に必要ないと考えている方や、できる限り月々の支払いを安く抑えたい人は掛け捨て保険を選ぶと後悔しないでしょう。

積み立て保険は相続税対策にもなる

生命保険には死亡保険金があることをご存知の方も多いかと思いますが、契約者や誰が死亡保険金を受け取るかで「相続税」「所得税」「贈与税」のどれかの課税対象になります。しかし、それぞれ非課税限度額や控除額というものがあるため、すべてに税金が必要になるわけではなく、一定額を超えた場合のみとなります。

具体的に相続税は「500万円×法定相続人の数」だけ非課税枠が認められているので、現金ではなく、死亡保険金で受け取ると節税が可能です。これ以上の金額はある程度の税金がかかりますが、それでも現金で受け取るよりも税額が少なくなります。

家族の生活をできる限り守りたいと思っている人の中で、現金を残している方もいますが、現金だと丸々税金がかかってしまうので積立保険を検討するといいでしょう。

まとめ

ここまで紹介してきた通り、積み立て保険と掛け捨て保険では、違いがあることがわかりました。どちらを選ぶかは、目的によって異なります。将来を見据えると、保険に加入することは大切なことなので、迷っている人はこれを機に検討して頂けますと幸いです。